富士フイルム、2024年3度目となるX Summitを10月14日に開催すると発表。そのほかファームウェア更新情報なども
富士フイルム、2024年3度目となるX Summitを10月14日に開催すると発表。そのほかファームウェア更新情報なども
富士フイルムは、今年3度目となるX Summitを10月14日(月)午後10時から開催すると、10月3日の「October 2024 Announcement/ FUJIFILM」にて発表しました。
2月に東京、5月にオーストラリア・シドニーで開催された2024年のX Summit。今回は富士フイルムデザインセンターCLAY Studio Tokyoにて行われます。テーマは“デザイン”となっており、プロダクト開発から工場の生産現場まで、デザインを切り口に情報をお届けするとのこと。
事前の噂で筆者的に気になっているのは「X-M5」や「X-E5」の登場です。特に2013年に発売されたレンズ交換式カメラ「X-M1」の後継機とされるX-M5の噂は、今年の7月頃から出回り始め、他の噂よりも確度の高いものとされているようです。実際に登場すれば約11年越しの新製品ということで話題になりそうですね。
このほか、今回のOctober 2024 Announcement/ FUJIFILMでは、GFX Challenge Grant Program、Firmware Updateについての情報も発表されました。
GFX Challenge Grant Program 2024の応募は9月15日に締め切りを迎え、これから選考と審議を重ね、15名のGrant受賞者を選出していくとのこと。またGFX Challenge Grant Program 2023は着々と準備が進んでおり、11月8日から11月28日まで行われる、東京・六本木のフジフイルム スクエアでの展示会は予定通り開催される模様。GFXユーザーはこちらも要注目ですね。
今回発表されたFirmware Updateの対象製品は「X-H2S」「X-H2」「GFX 100II」となっています。ユーザーからのAFに関する課題の声を受け止め、動画撮影時の被写体トラッキングの安定性を向上させたファームウェアを開発中のようです。顔・瞳AFに関しても改善を目指しているとのこと。
また広い色域を持つF-Log2 Cの追加と、Ambien社との有線接続によるタイムコード同期に対応することも明らかになりました。対象製品が映像制作現場で使用されることが増えたのに伴い、ユーザーから上がりだした両機能の要望を受け実装に至ったとのことです。
なおファームウェアアップデートは、“Expected Launch in November”と記載されていることから11月に行われるようです。
今回のX Summitは、小型カメラが好きな筆者としては見逃せないイベントになりそうです。
なお「X Summit CLAY Studio 2024」は、FUJIFILM X Seriesの公式YouTubeチャンネルにて、10月14日(月)午後10時より配信予定となっています。
◆ 2024/10/15追記
「X Summit CLAY Studio 2024」が10月14日(月)午後10時に開催され、X-M1の後継機「X-M5」および「XF500mmF5.6 R LM OIS WR」「XF16-55mmF2.8 R LM WR II」が発表されました。